お風呂掃除のカビ取りがラクになる方法~ゴムパッキンの黒カビもすっきり除去!~

お風呂

お風呂掃除の中でも、「カビ」の除去は非常に大変ですよね。

洗剤でこすって表面はきれいになっても、よく見てみるとパッキンが黒ずんでいるなんてことはしょっちゅうです。しかも、ゴシゴシこすってもその黒ずみが落ちないなんてこともあります。

ひどいときは、カビ除去剤を使っても黒ずんでいることもあります。また、すぐに再発するのできれいにとるのは諦めているという人もいるのではないでしょうか。

実は、あることをするだけでお風呂のカビとりが「ぐっ」とラクになる方法があります。今回は、そのお風呂掃除のカビとりがラクになる方法についてご紹介いたします。

お風呂場掃除でカビ取りに使う洗剤の選び方

最初に、「お風呂のカビ取りで使う洗剤」の選び方と「ラクにカビを取る」ための裏技に使うアイテムをご紹介します。

※洗剤も裏技に使うアイテムも、スーパーやドラッグストア、100円ショップなどで揃えることができます。

お風呂のカビ掃除は塩素系洗剤(漂白剤)で取るのが基本

お風呂のカビ掃除では、基本的に「塩素系洗剤(漂白剤)」を使います。

塩素系洗剤(漂白剤)というと聞きなれない人もいるかと思いますが、下記のような製品が塩素系洗剤(漂白剤)にあたります。

どちらもカビ取り洗剤として有名ですよね。

浴槽やタイル、ゴムパッキンのカビ取りでは、この塩素系洗剤とあるものを組み合わせて「より効果的に、しっかり黒カビの根元まで殺菌する」方法をご紹介します。

お風呂掃除でカビを『ラク』に取るための裏技!

お風呂のカビ取り掃除をするときは、塩素系洗剤と「あるもの」を組み合わせると紹介しましたが、その「あるもの」とは下記の2つです。

  • キッチンペーパーもしくはラップ
  • かたくり粉

どちらか片方でもいいですが、両方揃えると市販の塩素系洗剤が本来持っている「カビ取り能力」をフルに発揮することができます。

実際のカビ取り掃除の手順については、ページ下部で紹介しています。

>>>お風呂のゴムパッキンの黒カビをラクに取る手順

お風呂の「入浴グッズ」のカビ掃除は浸け置きがラク

お風呂の浴槽やゴムパッキンの掃除は塩素系漂白剤を使うのが一般的ですが、「入浴グッズ」のカビ取り・掃除ではあまり強力な洗剤は使いたくないという人がいるかと思います。

そういったときは、家のお掃除グッズとして人気の「オキシクリーン」を使ったオキシ漬けを試してみてはいかがでしょうか。

家のお掃除がラク・キレイになる「オキシクリーン」が活躍

オキシクリーンは、キッチンのシンクや洗濯物の黄ばみ落としなど、家中のつけ置き掃除に使える非常に人気の酸素系漂白剤です。

ゴムパッキンに根付いた黒カビにはあまり効果がありませんが、入浴グッズなどについたカビや石鹸カス汚れについてはオキシ漬けをするだけで「ピッカピカ!」になります。

>>>お風呂の入浴グッズのカビ取りをラクにやる手順

お風呂掃除でカビ取りをラクにする具体的な方法

ここまでは、カビ取りをラクにするために必要な道具の紹介をしてきましたが、ここからは実際の具体的な掃除のやり方をご紹介します。

お風呂のゴムパッキンの黒カビをラクに取る手順

お風呂の黒カビ掃除で一番大変、かつ困難なのが「ゴムパッキンの黒カビ」です。

ここでは、このゴムパッキンの黒カビをラクに落とすための掃除手順をご紹介します。もちろん、ゴムパッキン以外に壁やタイルの目地の黒カビ掃除にも使えます。

ゴムパッキンの黒カビ取りの手順

【必要なもの】

・塩素系洗剤(漂白剤)
・かたくり粉
・キッチンペーパーもしくはラップ
・小さいボウル(紙皿など)
・ヘラ(なくてもOK)
・ゴム手袋

  1. 塩素系洗剤(漂白剤)とかたくり粉を混ぜてペースト状にする。混ぜるときは、ヘラがあると便利ですが、なければゴム手袋をはめた指で混ぜてもOK。
  2. ゴムパッキンの黒カビが生えたところに(1)のペーストを塗る。
  3. (1)のペーストの上にキッチンペーパーもしくはラップを重ねる。
  4. 30~60分ほど放置する。
  5. 時間が経ったら、キッチンペーパー・ラップを外して水でしっかり流して完了。

これだけで、黒カビがいつもよりしっかり落ちるようになります。歯ブラシやタオルを使って、ゴシゴシしなくていいのでラクになります。

かたくり粉と塩素系洗剤を混ぜるのに抵抗がある人は、「塩素系洗剤かける→キッチンペーパー重ねる→その上から塩素系洗剤を再度かける」という手順にしても効果的です。

お風呂の入浴グッズのカビ取りをラクにやる手順

お風呂の入浴グッズのカビ取りでは、「オキシクリーン」を使ったオキシ漬けをするとラクです。

オキシクリーンを使った入浴グッズのカビ取りの手順

【必要なもの】

・オキシクリーン
・ゴム手袋
・メラミンスポンジ(普通のスポンジでもOK)

  1. 浴槽に入浴グッズ(桶や椅子、石鹸ケースなど)が浸かる程度のお湯(50℃前後)を入れる。
  2. オキシクリーンを10杯ほど入れて、軽く手や桶でかき混ぜる。
  3. 入浴グッズを浴槽に入れて、1~2時間ほど放置する。
  4. お湯を抜いて、スポンジで入浴グッズを軽く磨く。
  5. 浴槽もスポンジで軽く磨いて、しっかりお湯で流したら完了。

お風呂の椅子の側面が、石鹸カス(うろこ汚れ)で白くなっているときはオキシ漬けした後にメラミンスポンジで磨くと簡単にピカピカになります。

シャワーヘッドが浴槽のお湯の中まで届くという人は、一緒にオキシ漬けしておくと白い水垢汚れが落ちるので試してみてください。

お風呂掃除でカビ取りをした「きれいな状態」を長持ちさせる方法

頑張ってお風呂のカビ取りをしても、「2~3週間くらいで黒カビが再発してしまう」という人もいますよね。

とくに、家の立地や間取りによっては湿気が逃げにくい・溜まりやすいということもあります。

そこでここでは、カビ取り後の「きれいな状態」を長持ちさせる方法についてご紹介しておきたいと思います。

お風呂掃除のカビ取り頻度を抑える「防カビ」グッズ

大手メーカーの「LION(ライオン)」が開発した、「ルック おふろの防カビくん煙剤」は、浴室のカビの発生を抑える防カビ剤です。

水を入れるだけすぐに使えるので、買ってきたその日のうちに使えます。

1回やると、2ヶ月ほどはきれいな状態が持つので、カビで悩んでいる人はカビ取り後にルックを使ってみてはいかがでしょうか。

基本的な水滴取りで浴室の無駄な湿気を除く

ルックのような防カビ剤を使うのもいいですが、基本的な「無駄な湿気の除去」もやってみるといいでしょう。

お風呂を最後に使った人が、浴槽や床を拭いて換気するだけでも黒カビの発生を抑えることができます。

ただ、入浴後にそういった掃除をするのが面倒という人もいると思いますので、そのときは防カビ剤を使うというのがおすすめです。

お風呂掃除のカビ取りがラクになる方法まとめ

今回は、お風呂掃除のカビ取りがラクになる方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

いつもの掃除道具に、ちょっとした道具を加えることで頑固なゴムパッキンの黒カビもすっきり・きれいに落とすことが可能です。

ただ、自分で掃除するには時間がない・体力が残っていないという人もいるかと思います。

そういったときは、「浴室だけ」ハウスクリーニングを頼むという方法もおすすめです。最近は、共働きが当たり前になっており、家の掃除をプロに頼むというのも一般的になっています。

業者側も、昔と違って「浴室だけ、トイレだけ、1回だけ」といったように使いやすいサービス・料金体系になっているので、掃除が追いつかないという人はハウスクリーニングの利用も検討してみてはいかがでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました